日本ミャンマー文化交流の集い

日本ミャンマー文化交流の集い

快晴、秋晴れの11月24日(日)、「日本・ミャンマー文化交流の集い」を開催しました。今回は、第一部:ミャンマー映画鑑賞、第二部:体験的文化交流、第三部:懇親会という、3部構成としました。特に、第二部の体験的文化交流は初めての企画で、大学生と社会人から成る日本青年とミャンマー青年の熱心なご協力を得ることができて、大変楽しい文化交流を行うことができました。

目次

第一部:ミャンマー映画鑑賞:あの世へ1.4kg

今回は、2009年に製作された「あの世へ1.4㎏」というタイトルの映画で、ミャンマーの地方のある村に住む猟師とその家族の「仏教の教えと日常生活」における葛藤を描いたものです。

「殺生をするな」という教えを実践すると、肉や魚の類を食べずに菜食主義の生活を強いられることになります。しかし、食卓に肉や魚のない料理は味気なくて、美味しくないと多くの人が思って、肉や魚を買い求めて食べようとします。すると、自分では、鳥獣や魚を殺生しなくても、誰かがこの殺生をしている事実があります。「自分では、殺生しないから良い行いをしていて、殺生しているその人は戒律に背いて、悪いことをしていることになるのでしょうか?」という問いを、映画は観客に尋ねています。この映画を見た観客の皆さんの多くは、「ミャンマー仏教の教えがとても面白く、考えさせられた」という評価をされました。

第二部:体験的文化交流

1)歌唱交流

日本青年がロンジ―姿で「シャンぺポレ・チョノ―」(シャンぺポと私)を「北国の春」のメロディーで歌い、ミャンマー青年は、浴衣姿で、日本語の「ふるさと」と「上を向いて歩こう」を歌いました。

2)舞踊交流

日本青年は、ロンジ姿でミャンマーのお正月の「水祭りの踊り」を披露し、会場の参加者も学習しながら一緒に踊りました。次いで、ミャンマー青年が浴衣姿で「東京音頭」を披露し、会場の参加者も一緒に踊りを楽しみました。

 

3)サキソホンと歌

最後は、日本青年2人によるサキソホン演奏で、日本とミャンマー青年全員が「世界に一つだけの花」を歌いました。また、会場のアンコールに応えて、青年全員で「乾杯」をミャンマー語で歌いました。会場の参加者が踊りの輪に加わることで、会場は一気に燃え上がりました。

第三部:懇親会

最後のプログラムとして、一般参加者、日本・ミャンマー青年と協会会員がラウンジにおいて、お互いを紹介しつつ、挨拶を交わして熱心に懇談しました。

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