(一社)ミャンマー祭り主催講演会 当協会副会長が講演

東京都港区三田の真言宗弘法寺で、2022年4月16日(土)「いまさら聞けない ミャンマー」と銘打って講演会が開催された。講演会は1部、2部の2本立てで、80名余りが参加した。当協会からは計6名が出席した。

1 講演会
(1)夢と希望の星 ”ミャンマー鉄道の近代化”
講師:高松重信氏(当協会副会長)
(2)”自分たちで切り開き未来を創る”
~無医村でのMFCGの活動を通じて見えてくるもの
講師:名知仁子氏(NPO法人ミャンマー ファミリークリニックと菜園の
会(MFCG)代表理事、医師)

2 座談会
”ミャンマーと共に” 
聞き手:安倍昭恵氏(一般社団法人ミャンマー祭り 代表理事)
参加者:高松重信氏、岩城良生氏(ミャンマー祭り理事)
亀山 仁氏( 同 理事)

講演会では、高松氏からは「鉄道の開通は希望を与えるものだ。ミャンマー経済の発展に貢献するものだ」等の話しがあった。名知氏からは「医療活動を効果的にするためには、衛生状況の改善と共に貧困階級の経済生活の向上が欠かせない。そのためには農業の振興が必要だ」との話があった。

座談会は安倍昭恵氏の司会で始まった。安倍氏は「義父安倍晋太郎氏との関係で、ミャンマーとは関係が深い。10数回ミャンマーを訪問して、寺子屋建設等に関わって来た。<ミャンマー祭り>は政治的には中立の立場にある」。高松氏は「17世紀から日本とミャンマーとの間にはつながりがある。ミャンマー独立には日本が大いに貢献した」。岩城氏は「1992年留学生として来日以来、日本と関わって来た。安倍氏とは寺小屋建設で協力し合って来た」。亀山氏は「2005年初めてミャンマーを訪問して以来、ミャンマー各地を訪問して写真を撮って来た」等の話しがあった。

会場には、ミャンマー経済・投資センターの講演会とは趣が違い、比較的若い層が中心に参加していた。皆、熱心に聞いており、最後に質問もなく穏やかなうちに終了した。

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