「わいわいフェスタ2023」開催!ミャンマーの民族舞踊と人気料理で大盛り上がり!

当協会理事 岡 晃市

1995年から始まった近江八幡市・市民国際交流のつどい「わいわいフェスタ2023」が、主催「わいわいフェスタ実行委員会」、後援「近江八幡市」の下、2023年12月10日(日)、市内の金田コミュニティセンター(近江八幡市金剛町375)で開催されました。

このフェスタはコロナ禍の影響で5年間休止を余儀なくされていましたが、久し振りの開催となり、私も実行委員会のメンバーとして、また、日本ミャンマー友好協会のメンバーとして、以下の4つのプロジェクトを担当しました。

①:日光精器㈱の社員7名によるミャンマー民族(シャン族)舞踏グループ
②:前出産業㈱の社員ミミトゥンさんが主宰するChin National Bamboo Dance Group-Japanのバンブーダンス
③:ミャンマー料理家・宮本ナンシュエインさん(当協会員)によるミャンマー鶏カレー・チェッターヒンの販売
④:竜王町おり紙サークルを主宰する若井定美さん他5名の折り紙体験コーナー。

11:00、アフリカ太鼓グループDunia Dansiによる華やかなオープンニングパフォーマンスに続き、塚本実行委員長による開会宣言。その後近江八幡市小西理市長のご挨拶と続きフェスタがスタートしました。11:30から出店ブースの皆さんへのインタビューが行われ、いよいよ日光精器㈱の社員7名によるシャン民族の舞踏が披露されました。お揃いの素敵な民族医療に身を包み一糸乱れぬその踊りに観客は拍手喝采、カメラやスマホで熱心に撮影をしていました。

アフリカ太鼓グループによるオープニングパフォーマンス
日光精器㈱社員7名によるミャンマー民族(シャン族)舞踏
ペルー民族舞踊・マリネラ

続いてペルー舞踊・マリネラと中国民族舞踊が披露され、異国情緒たっぷりの踊りとリズムに皆さんすっかり酔いしれていました。
その後、残りの出店ブースの皆さんへのインタューが行われ、続いて折り紙、書道、着物の体験ブースの代表にインタビューが行われました。

竜王町おり紙サークルによる折り紙体験コーナー

お食事処のブースではミャンマー料理の鶏カレー・チェッターヒンが好評で、販売担当の宮本ナンシュエインさん始め彼女のご主人と友人の3人はてんてこ舞いの忙しさでした。コーナーでは当協会の告知と共に、12月16日開催の「ミャンマー映画観賞会2023」のポスターやチラシを掲示し、動員を図りました。その他インド、ボリビア、中国、日本、フィリピン、インドネシア、コンゴの各国料理が勢揃い。参加者の皆さんはどれも日頃味わえない外国の珍しい料理を堪能されていました。事務局によると、これらの料理の中で、ミャンマーのチェッターヒンが80食完売し一番人気だったそうです。

ミャンマー鶏カレー・チェッターヒン販売ブース

13:40頃から再びパフォーマンスが開始され、中国民族舞踊が披露されました。お揃いのチャイナドレスに身を包んだ踊り手の歌は哀愁が漂い観客はうっとり酔いしれながら見入っていました。

中国民族舞踊

14:00、最後のパフォーマンス・チン民族のバンブーダンスが披露されました。このバンブーダンスは長い8本の竹の棒を交差させた枠の中で3拍子の音楽に合わせて踊り手が踊ります。1曲目は女性だけで、2曲目は男女一緒に踊りました。竹を合わすときに鳴るカチカチという音と音楽がマッチし大いに盛り上がりました。広い会場一杯を使ったこのパフォーマンスに観客は釘付け状態で、カメラやスマホのシャッター音が鳴りやまない状態でした。

CNBDG-Japanによるチン族のバンブーダンス

14:30フィナーレはアフリカン太鼓グループによるパフォーマンスが披露され、観客や他のパフォーマーも参加しながら全員でリズムに合わせ、手を取り合い一緒になってフェスタを楽しんでいました。
久々のフェスタ開催でしたが、テレビ取材もあり、動員も約250人と成功裏に終える事ができ、実行委員会メンバー全員は達成感を味いつつ、来年度のフェスタ開催を目指し意欲的に語り合っていました。

今回のフェスタでは、ミャンマーの踊りや料理が大いに人気を博した事で、皆さんにミャンマーをより一層ご理解いただけた事とミャンマーの暗い現状を少しでも払拭できたことが何よりの成果だと自負しております。来年度は更にミャンマーの新しい企画を盛り込んだフェスタを目指したいと
思います。

ミャンマー民族舞踊グループの皆さんが勢揃い。
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