在日ミャンマーの人々と(一社)日本ミャンマー友好協会との交流

富士ピー・エス施工の与島高架橋(香川県)
富士ピー・エス施工の与島高架橋(香川県)

一般社団法人日本ミャンマー友好協会は、日本とミャンマー両国間の活発な文化・経済・人材などの交流及び協力を推進することにより、両国間の友好と親善関係の確立に資することを目的として活動を展開しています。

ミャンマーでは2020年2月頃からコロナウイルス感染が激しくなり、また、2021年2月1日に国軍による政変(クーデター)が起こり、直接日本・ミャンマー往来が困難になっている。一方、在日ミャンマーの人々も種々の悩みや将来への不安を抱いている方々もおられると聞き及んでいます。

当協会の賛助会員である株式会社富士ピー・エス殿は経営理念に「人と人をつなぐ、それはやがて、景色になる」と定められ、主要事業である橋梁や建築物が地域に溶け込み、人々と共存し、ひいては景色をカタチ創る…そんな「未来の景色をつくる」私たちの仕事への誇りであることを理念とされています。

この理念の基、国土交通省などの公的機関と各JRなどと取引相手を持たれ、且つミャンマーにもグループ会社を立ち上げておられる富士ピー・エス殿は多くのミャンマーの技術者・研修生を今までに採用され、育成されている。また待遇面も日本人従業員と同じ待遇にされています。

同社で勤務されているミャンマーの人達と経済、産業、文化、習慣、教育、宗教、などと、双方が直面している課題などに関して話し合いの交流の場を当協会より申し入れ、「試行」として富士ピー ・ エス殿との交流会を行う機会を頂きました。将来的にはこの輪を日本の若者、在日本ミャンマーの人々及び同国の若者へこの輪を広げ、「日本ミャンマー交流のコミュニティ」を構築し、「日・緬間の人と人を繋ぎ、日・緬の更なる共生」を図ることを目的として交流会を継続的に開催することにしました。

富士ピーエスのミャンマー技術者
富士ピー・エス施工のジャカルタ都市高速鉄道の高架橋
 (セグメント桁製作の技術指導)

■1.交流会の開催日時及びメンバー

(1)開催日時; 今までに合計3回行っており、今後も継続の予定です。
第1回2021年8月3日  第2回2021年9月17日 第3回2022年1月11日

(2)メンバー;  
・株式会社富士ピー・エス (3回の交流会 合計人数)
   ミャンマー人社員及び日本人オブザーバー 合計20名

・(一社)日本ミャンマー友好協会
   高松重信 副会長
   都築 治 専務理事

2.議題など

(1)ミャンマーの現状について
(2)ミャンマー文化と日本文化の違いについて
(3)不安定なミャンマー情勢のなか、今後の日本との関係
(4)ミャンマーの情勢を踏まえた、日本企業で働くミャンマー社員の悩みについて
(5)ミャンマー希望の星”ミャンマー鉄道の改善・近代化“の説明とミャンマー国の明るい未来

以上の議題についてお互いに忌憚のない意見交流会を行い、両国の絆の再認識、文化、習慣などと今後の両国の共生を高める交流を深めている。

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