ミャンマーでは、国軍政府が12月~1月に総選挙を実施すると決定し、反政府組織のNUGは、これに反対しています。NUGの人民防衛隊(PDF)・少数民族武装組織と国軍との間の戦闘は激化しており、国軍は、330地区のうち110地区のみを抑えていると言われています。したがって、総選挙を実施できる地区は、国軍が抑えている地区に限られるため、総選挙の結果が、どのような政治的展開に帰結するのか、心配されています。
つきましては、下記により、ミャンマー事情に精通されている京都大学の中西先生をお招きして、ミャンマーの総選挙とその後の展望に関する「経済セミナー」を開催いたしますので、ご参加下さいますよう、ご案内申し上げます。
- 日 時:2025年 10月22日(金) 15:00~16:30
- 主 催:(一社)日本ミャンマー友好協会
- 形 式:オンライン方式
- 参加費:無料
- 参加者:当協会会員および招待者
- 参加申込期限:10月 18 日(土)
- 募集人数:約50名(事前に必ずお申し込みください)参加者にはZoomのURLを後日送付いたします。
- 参加申し込みの方法:別添の「参加申込書」に必要事項をご記入の上、ホームぺージより申し込んでください:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd8vG8wICYjxPCmMY77swP76Vzs394BSRYSKzlfjc-5G1lvpA/viewform?usp=header
講師紹介

中西嘉宏、京都大学東南アジア地域研究研究所教授兵庫県生まれ。
京都大学アジア・アフリカ地域研究科修了[博士(地域研究)]。
日本貿易振興機構・アジア経済研究所研究員などを経て、2013年から東南アジア研究所勤務。2017年に東南アジア地域研究研究所に改称。
ジョンズ・ホプキンズ大学高等国際関係大学院客員研究員、ヤンゴン大学客員教授などを務める。専門は東南アジア地域研究、比較政治学、国際関係論。
著書
『ミャンマー2015年総選挙:アウンサンスーチー新政権はいかに誕生したか』(長田紀之、工藤年博との共著)(アジア経済研究所、2015)
『ロヒンギャ危機―「民族浄化」の真相』(中公新書、2021)(サントリー学芸賞受賞)など
以下より、「参加申込書」に必要事項を記入して、10月18日(土)までにお申込みください。なお、1社より複数の参加者がある場合には、ご氏名を列挙してください。
講師への質問
本セミナーの内容に関連して、講師に対する具体的な質問を歓迎いたしますので、事前に事務局宛に送付してください。(専務理事:都築治)
※ご記入いただいた情報に関しましては、当協会の活動に関するご案内以外には使用いたしません。