＜ニューフェース紹介＞株式会社山梶製作所

2021年10月11日、当協会の法人会員・山梶製作所（近江八幡市安土町）に、ヤンゴン出身の新しいミャンマー人社員「ニラ・コさん」と「ピューピューカイさん」のお二人が入社されました。

ヤンゴンは2006年にネーピードーに遷都するまでは、ミャンマーの首都、ランドマークとしての役割を果たしてきました。元々はエーヤワディー河のデルタ地帯の漁師とその家族が住んでいた小さな村であったが、6世紀初頭、この村を発見したモン族により統治され、ヤンゴンと呼ばれるようになりました。その後ヤンゴン管区はミャンマーの政治・経済の中心地、国際的玄関口、国内最大の工業地帯として発展し、また、近代化と古代の多くの歴史的建造物が融合した芸術的な街としても高い評価を得ています。面積は約10,171㎢、人口は約839万人（2020年4月1日現在）。また、同管区は東西南北の4つの県（District）とその下にある45の郡区（Township）に分かれています。

■NILAR KO（ニラ・コ）さん

彼女の出身地はヤンゴン管区の南部県タムエ郡区です。両親、本人、兄、妹の5人家族。ミャンマーでは2008年ヤンゴン・コンピューター大学を卒業後、民間企業の勤務を経て2015年に来日し、2017年福岡国土建設専門学校　日本語学科を卒業。その後、2021年に九州産業大学　経営学部国際経営学科を卒業し福岡市の民間企業に勤務。今回、当社のミャンマー人社員のご縁で入社が決まりました。

日本語検定2級の資格を持ち、読み,書き両面で日本人に近い実力があり、また、現地IT関連大学卒業のキャリアを生かしパソコン操作の能力も高く、当社では通訳、翻訳、事務全般業務、お得意先対応など幅広い業務を担ってもらうよう期待されています。

長所は前向きでリーダーシップがあり、人に優しく、料理が得意とか。今は現場にて製品知識習得のため日々明るく頑張っています。

■PHYU PHYU KHINE(ピューピューカイ)さん

彼女の出身地はニラ・コさんと同じ、ヤンゴン管区南部郡タムエ郡区です。　　　　　　　　　　　　

両親、本人、兄、姉の5人家族。ミャンマーでは2011年DAGON大学に入学と同時に、ヤンゴンの民間企業に入社。2014年同大学を中退と同時に、同社を退社。同年来日し福岡国土建設専門学校　日本語学科に入学。2017年福岡国土建設専門学校　国際環境学科を中退後、同年九州産業大学　経営学部国際経営学科へ入学。2021年同大学卒業後、福岡市の民間企業に勤務。今回、ニラ・コさん同様、当社のミャンマー人社員のご縁で入社が決まりました。

日本語検定2級の資格を持ち、且つ、在日7年間の経験で日本語が堪能。パソコン操作の能力も高く、当社ではニラ・コさん同様、通訳、翻訳、事務全般業務、お得意先対応を担ってもらうよう期待されています。

長所は人とのコミュニケーション能力が高く、対人関係では人見知りせず、積極性があり、特に困った人には直ぐに手を差し伸べる優しさがある。今は現場にて製品知識習得のため日々元気に頑張っています。

理事　滋賀県蒲生郡在住

㈱山梶製作所・顧問

岡　晃市